今回は恥をしのんで、失敗作の一部を公開します。言うまでも無いことですが、
オイラと同じ轍を踏むんじゃないよっっ!
というありがたい(?)内容があるかもしれませんので、ちゃんと読んでください(笑。
最初は以前画像だけ公開した、[謎の巨大物体]の正体です。
リチウムイオン電池1個ではモクモクが不足気味ということで、
可変電圧のターボモードを搭載しよう!
という発想の元、電圧可変の3端子レギュレータを付けてみました。
電源電圧はリチウムイオン電池2個の約8Vです。
電圧設定は3.7V(ノーマル)および4.5V(ターボモード)で設計しました。
結論: 3端子レギュレータは設定電圧にするための余剰エネルギーを熱で消費するために、
レギュレータがとても熱くなる。
というオチでした。それも
4.5Vより3.7Vのほうが電圧降下が大きいので、よりアチチになる!
ことが確認できました(ハァ...。
後付けで放熱器(写真)を付けてみましたが、この程度の放熱器では全く焼け石に水で、ノーマルモードで連用すると
素手で触れないくらい熱くなり、ケースが溶けそう!
だったので、そのままお蔵入りとなりました。まぁ物理法則には逆らえない、ということで。
そこで次に、低発熱で電圧の制御ができる5端子のスイッチングレギュレータを使うことにしました。
数度の試行錯誤の結果、何とか写真のMODを完成させることができました。
今度は発熱も抑えられ、設計通りの動作はできたのですが、短時間で大電流のON/OFFを繰り返す
ことが原因か、非常に不安定な動作となり、結果的に発振を抑えるためには大容量のパーツを
使わざるを得ないことが判りました。最終的には写真の通り、
どう考えても電池ケースに収まらない!
トンデモナイ物体になってしまいました(フゥ。
電子回路に詳しくない方にはとても真似できない代物ということもあり、このブログの趣旨に反するため(?)、こちらも泣く泣くお蔵入りとなりました。
そうこうする間にも、いくつかのパーツでトラブルが発生しました。
最大のものはON/OFFスイッチで、左の安価なスイッチを使用していたのですが、
電流に耐えられず、次々に破損(ガッカリ
してしまいました。結局4個のスイッチが破損したので、今後はこのスイッチは使わないことにしました。
というわけで、今回は失敗作などについてお送りしました。
他にも試行錯誤は山ほどあるんですが、あまりにも情けなくて公開できないので
この程度でカンベンしてください(笑。
いつかこんな電子タバコができるといいですね...って、
よく考えたら、かえって紛らわしいだけだなぁ...。