2009年7月24日金曜日

カートリッジとフィルタを改造しました

現在短い夏休み(有給休暇)中のDragonです。
本体の製作も一段落?したので、今回はカートリッジの改造手順について公開します。
以下の条件で試行錯誤を繰り返した結果、現時点では今回の改造方法がベストと判断していますが、
他の改造方法などがあればぜひご教授ください。

・カートリッジ部分の再利用が可能。
・ドリップスモークができる。
・フィルタ部分は清潔さを考慮して、毎日使い捨てにできる。
・なるべく低価格で作成の手間が少ない。
・見栄えはあまり気にしない(オイ。

皆さんよくご存知の、HEC系カートリッジとフィルタです。
安いところでも1個50円以上するのと、
購入自体が手間なので、自作できると非常に
エコロジーかつリーズナブル(笑 になります。

※販売店の皆様、利益にならなくてゴメンナサイ。
オリジナルの味が好きな方や加工が手間な方は、
決して真似せずにちゃんと購入して使ってね。








フィルタとして使用するのは、画像のストローです。
今回は100円ショップで販売しているものを使用しました。
ひと袋に80本入ってます。
このストロー1本から3~4本のフィルタが作れますので、
240本以上のフィルタが作成できることになります。










裏側の写真です。
ストローは必ず5ミリ径のものを使用してください。
6ミリ径のストローだと、HECのカートリッジを通りませんw。













フィルタの綿は、某所のアイディアを借用して、代用品の
コーヒーフィルタを使います。
愛用の道具たちのコーナーでは紹介していませんでしたが、
写真に写っているクロス用カッターが、普通のカッターより
切れ味がいいのでオススメです。




コーヒーフィルタはこんな感じでカットします。
1枚のコーヒーフィルタから4枚取れますが、
使用するリキッドのトロミとの組み合わせでカットを
調整してください。
ほぼグリセリンの場合など、トロミの強いリキッドを
使用する場合は、もっと幅が短くても大丈夫なはずです。
PGメインの場合などはリキッドが漏れるかもしれないので
リキッドのドリップ加減で調整してください。






カートリッジは画像の右端の状態に加工します。
キリとリーマーで、目一杯穴を広げてください。













カットした フィルタを巻きます。
アトマイザ側が凹むように、やや斜めに巻きます。

この画像では、右側にアトマイザが接する状態になります。









アトマイザ側から見るとこんな感じ。
ここにV字のアトマイザがぴったりハマります。
実際にリキッドで湿らせて押し付けると、
アトマイザの形状に合わせて多少ゆがむので、
そんなに厳密でなくても大丈夫です。









続いてストローの加工です。
フィルタがアトマイザに密着するとき、多少広がることが
できるように、ストローの端に、十字に切り込みを入れます。
切り込みを入れるのが面倒な場合は、フィルタのはみ出し具合で
調整してみてください。








加工したストローに丸めたフィルタを差し込みます。
3ミリ(十字カットしない場合は5ミリ)程度、
ストローからフィルタがはみ出した状態にします。
ここがアトマイザと密着してリキッドを供給します。










ホッチキスw でストローとフィルタをガッチリ固定します。
実際に作ってみると判りますが、この方法で幅を稼ぐことで、
カートリッジとのハマり具合が非常に良くなります。
この幅が無いと、フィルタがカートリッジ内を自由に動いてしまい
アトマイザとの密着が甘くなります。









裏から見るとこんな感じ。
ホッチキスは一気にガツン!と止めずに、じわーっと
力を入れていき、フィルタを貫通してからパチン!とすると、
こんな状態にできます。
とりあえず止まればいい、という方はガツン!でも構いませんw。






これを適度な長さにカットして出来上がり^^。
つゆだくでドリップスモークするために、5ミリ以上の
余裕をみてカットしてください。











出来上がったフィルタを加工しておいた カートリッジに
ハメ込むとこんな感じになります。











下から見るとこんな感じ。
いい具合にアトマイザと密着してくれそうですね^^。












アトマイザ側からフィルタにリキッドを満たしてから、
電子タバコに装着します。














上から見るとこんな感じ。
ドリップスモークの場合は、上の穴へリキッドを垂らします。
アトマイザとの密着が甘いようなら、リキッド追加に併せて
上からフィルタを押し込んでください。
とはいえこの状態では、どう考えてもカートリッジを咥えて

吸うことはできませんよね。
そ、こ、で...。









懐かしのえんぴつキャップアダプターを装着!(マテ

写真を撮り忘れましたが(オイ、消しゴム付きの

えんぴつキャップから消しゴムを取り外して使用すると、
上部に5ミリ程度の穴が開いているので、アダプターを
取り外さずにそのままリキッドを滴下できます。
見栄えが気になる方は、アダプターの色などで工夫してください。













というわけで、見栄えこそイマイチですが、非常にリーズナブルなカートリッジの再利用に成功しました。
別途リキッドのコストも必要なので、ランニングコストについては各自計算してください。

なお、今回使用した

HECのカートリッジとストローは、ハッカ油に負けない強い子(笑 なので、
カートリッジ自体は何度でも洗って再利用することが可能です。


フィルタはリキッドの腐敗防止を考慮して、毎日使い捨てにしてください。

えんぴつキャップはハッカ油で非常に割れやすくなるので、ハッカ油を使う場合はなるべく控えめにね(オイ。

ドリップスモークを行う場合でも、ターボモードなどで連用してアトマイザがアチチになると、
カートリッジが膨張してユルユルになるので、くれぐれも吸いすぎにはご注意ください(苦笑。



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