それは、[HEC改造講座]と銘打っておきながら、
ほとんど講座らしい解説をしていない!
ということです(コラ。
このまま製作した作品を
まず最初はプロテクト付き14500リチウムイオン電池の使い方から。
プロテクト付きの14500リチウムイオン電池は、プロテクト無しなどと比べると2mmほど長く、そのままでは単3電池ケースに収まりません。
そこで左側のように、スイッチの部分を取り外して内部をカットし、プロテクト付き電池が使用できるようにしました。
アトマイザを見ていただければお判りと思いますが、HEC2用です。
なお、スイッチを取り外す必要があったので、ACアダプタ使用時の簡易充電機能は使用していません。
完全な排他使用となります。
使用パーツは見れば判るはずなので省略。
ちなみに使用しているリチウムイオン電池は、TrustFireのプロテクト付き(青)です。
次は10440リチウムイオン電池とタクトスイッチを使用した、JantyStickモドキの作成です。
今回はかなり詳細に手順を公開しますので、自作を志す方がいれば参考にしてください。
ただし失敗しても責任は持てませんので、くれぐれも自己責任で。
電池ケースを分解したところです。
スイッチの上に被せてあるプラスチックのバーは溶かして止めてあるので、2箇所の円筒の上部をハンダごてで柔らかくすると簡単に外せます。
電池端子の大きいほうから、バネを外します。
電池端子を、口金をハンダ付けするための加工を施します。
キリやリーマーを使用して、写真のように穴を広げ、裏側一面にハンダを乗せます。
電池ケースはハンダごてを使って、口金を差し込むためのベースとなる穴を開けました。
ちょっと見づらいですが、電池ケースの穴はリーマーで口金がちょうど収まる大きさまで広げます。
口金にもハンダを乗せ、端子と接着できる状態にします。
電池端子をケースにはめ込んだら、口金を充分に熱してハンダを溶かし、すかさず加工したケースを上から被せて、口金と電池端子をハンダで接着します。
この際、ケースに重さがかかると溶けてしまうので、ケースを空中に浮かすような状態で、手早く電池端子のハンダを溶かし、口金と接着してください。
ハンダが溶けた状態での作業に慣れるまではちょっと時間がかかるかも。
ハンダ付け暦30ン年の私が言うのも何ですが、慣れるとそんなに難しくはありません。
直接手や口で触れる部分ではありませんが、RoHS適合が必要とお考えの方は、必ず無鉛ハンダを使用してください。
何とか今回もキレイに接着できました(^_^。
口金がケースを貫通しているのがお判りいただけると思います。
内側から見るとこんな感じになります。
上側から見るとこんな感じです。
状態確認のため、アトマイザとカートリッジを装着してみました。
写真で見るとちょっと曲がっているようですが、実際は真っ直ぐになっています。
さて、今回はこんなふうにタクトスイッチを使用します。
とはいっても、タクトスイッチで流せる電流はせいぜい100mAなので、直接アトマイザをつなぐことはできません。
直接つないだ場合、アトマイザは軽く1A以上の電流が流れるので、あっという間に焼きつきます。
というわけで今回はリレーを使用し、リレーのON/OFFのためにタクトスイッチを使用しています。
タクトスイッチを取り付けるための穴を開けました。
今回は製作テストのため、ハンダごてで開けたのでかなり汚いですw。
この穴にタクトスイッチの端子を通します。
出来上がりの内部はこんな感じ。下に見える黒い四角のパーツがリレーです。
今回は3V用のリレーを使用しました。
横向きです。
正面はこんな感じ。
加工中についたキズが見えますが、塗装などで誤魔化せる程度なので気にしません(オイ。
というわけで出来上がり。
ケース付属のスイッチは加工の都合から取り外していません。
10440リチウムイオン電池を入れて、さっそくモクモクしました。
タクトスイッチとリレーを使用したので、使用時はカチカチ音がします。
というわけで、
カチカチMOD1号!
と命名しましたとさ。めでたしめでたし...(マテ。